痔ろう(クローン病の疑い)

痔ろう(クローン病の疑い)

こんにちは、ヒロ田です。

クローン病と診断されたのは、

痔ろうを繰り返したことからだった。

ボクは、クローン病と診断される

半年くらい前のある日、肛門付近に

違和感のある痛みを感じた。

一週間は病院に行かず、

いずれ治ることを期待し我慢していた。

しかし、痛みは治まることなく

くしゃみをしても咳をしても

車の乗り降りをしても痛い。。。

何となく熱っぽいし。。。

場所が場所だけに、痔であることは

想像できた。

この頃サラリーマンだったボクは、

午前中半休をいただき、初めての肛門科へ。

どんなことをされるのか、、、

そんなことを気にしながら診察を待つ。

そしていよいよ自分の番がきた。

医師に状況を説明するとベッドに

横になるよう言われた。

「これは肛門周囲膿瘍だね」

「下痢とかしてるかい?」

思い返してみると、この診察に来る

2年位前から下痢が続いていた。

最初は緩い便が出るようになってきたな~

程度だった。

1日に1回のトイレだったのが、

1日2回朝と夕方に決まってトイレに

行くようになっていた。

「切開すると楽になるから切開するかい?」

医師の話によると、黙っていても勝手に

破れて膿が出てくるとのことだが、

それまで今の痛さが続くのはちょっと辛い。

ボクは、楽になりたかった。

迷わず切開をお願いした。

局所麻酔でやるのだが、肛門に膿が溜まっている

周りに注射をするため、これがちょっと痛い。

でも楽になるためだと思い我慢した。

で、、、

麻酔をかけてるはずなのに、

切開するときはもっと痛い。

見えはしないが、何か丸い形のような物で

グリグリとやっているような感じだった。

一瞬痛かったが、切開したと同時に

膿が排出されたからか、痛さが軽減してきた。

「ヒロ田さん、これで痔ろうになったから

三日くらい休み取れるときにでも

入院して痔ろうの手術をしたら綺麗に

治るよ」

医師の話では、切開したことで痔ろうになり、

わかりやすく言うと、膿が出てくる道ができて

いるので、それを二泊三日で入院できるときに

手術して取れば綺麗に治るとのことだった。

とりあえず医師もまだ先で良いようなこと

を言っていたし、手術という言葉に慣れて

いないボクは、なるべく手術を避けたいと思っていた。

切開してから麻酔が切れていくときに

少し痛みが出てくる。

でも、痛み止めをもらっているから問題ない。

それよりも、膿の溜まっている痛さが

無くなったことで朝の暗い気持ちから一転、

明るい気持ちになったことを覚えている。

『これならもっと早く病院に行っておけば

良かったな。。。』

そう思った。

それからしばらくの間は、膿が出てくるので

下着が汚れないように女性が使用する

おりものシートのようなものをつけて

毎日を過ごした。

膿が少しずつ出てくるのは

ちょっぴり煩わしいと思ったが、

それでもあの痛さが無くなったことで

毎日を楽しく過ごせていた。

しかしだ、、、

それから半年後くらいに

違う場所が痛み出した。

この頃、1日2回だったトイレの回数が

4~5回行っていた。

明らかに異常だった。

二度目だったから、すぐに肛門周囲膿瘍だと

自分でもわかった。

今回は痛くなった次の日に肛門科へ。。。

医師がボクの顔を見てカルテを見て、、、

「あれ、今日はどうしたの?」と一言。

ボクは、違う場所に膿が溜まったことを告げ、

前回と同じようにお尻を出し見てもらう。

「確かに膿が少し溜まっているけど、

もう少し溜まらないと切開できないわ~」

どうやら膿が奥のほうで溜まっている場合、

けっこう奥まで切開しないといけないから

もう少し溜まってからのほうが良いとのことだった。

そんなことよりも、次の医師の言葉に耳を疑った。

「ヒロ田さん、それよりこれ普通の人の

痔ろうじゃないよ。」

「もしかしたらクローン病かもしれないよ」

何だ?クローンて。。。

当時、クローンの羊のことがテレビなどで

取り上げられていた。

そのクローンと関係あるのか…?

「ヒロ田さん、そのクローンとは

まったく関係ないよ」

「ところで大腸カメラの検査って

したことある?」

今まで検査と言えば胃カメラくらい。

大腸カメラなんて考えたこともなかった。

「下痢してるんだったよね?」

「20cmくらいまでならカメラ

入れれるから見てみるかい?」

お尻からカメラか~。。。

何となく嫌だなと思った。

けれど、断わったとしても

クローンという訳のわからない病気か

どうか気にしていなきゃいけないのも

嫌だったし、何れ検査が必要になるのかも

しれないんだったら、いまこの時に見て

もらったほうが良いのかもしれない。

ボクは、少し考えて見てもらう

決断をした。

「じゃあ、カメラの準備をするから

少し待合室で待ってて。

準備できたら呼ぶので。」

15分くらい待ったろうか。

改めて診察室に呼ばれると

大腸カメラのセットが用意されていた。

「じゃ始めるよ」

始めるよと言ったか言わないうちに

始まった。。。

ちょっとは心の準備させてほしいと

思っていたのに。。。

グリグリと動かしているのが

何とも嫌な感じだった。

3分くらい見ていただろうか。

「よし、終わったよ」

「95%クローン病だわ~」

「ウチではクローン病の治療できないから

病院紹介するので、そこに行って

改めて検査して診断してもらって。」

クローン病って、、、

「難病なんだけど、大丈夫だ。

ヒロ田さんまだ若いから…」

良くわからないまま医師の言葉を

聞いていた。

クローン病だと、痔ろうの手術をしても

意味がないとのこと。

クローン病が良くならない限り、

ずっと痔ろうと付き合っていくことを

伝えられた。

肛門科もある病院の紹介も可能だと

言っていたが、ボクは肛門科の無い

病院を紹介してもらい、痔ろうが悪化

した場合は、今の医師のところで

見てもらうことにした。

こうしてボクは、痔ろうからクローン病の

疑いがかかった。

かなり高い確率で。。。

ヒロ田

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