大腸バイパス手術(腹腔鏡)

大腸バイパス手術(腹腔鏡)

2006年12月21日11時30分頃

腹腔鏡での大腸バイパス手術が始まった。

クローン病と診断されて7年と半年、

何とか手術せずに、そしてずっと

手術をしないようにと願っていたが、

残念ながら手術が必要となった。

一般的な大腸は、

こういった形をしている。

ボクは、横行結腸の左右

(上図の横向きの腸の左側と右側)が

狭窄になったため、手術の必要が

出てきた。

狭窄と言っても大したことないのだろう

と、大腸カメラの検査の時、主治医に

聞いた。

「狭窄と言ってもそんなに細くなって

ないんですよね?」

主治医「いや、爪楊枝くらいの細さだわ」

えっ、、、

なんだ爪楊枝くらいの細さって。。。

横行結腸の左側と右側が、約10cm

同じような感じで狭窄になってるとの

ことだった。

バルーン拡張術というのも考えたが、

ここまでの狭窄になると、バルーンで

拡げれないから外科手術しかないと。。。

そこで主治医に慣れた外科医を紹介する

ので、そこで手術をしたほうが良いと

言われ、2006年12月14日に転院。

転院前に大腸カメラをやったにも

関わらず、またもや大腸カメラ。。。

転院した先の内視鏡した医師、外科医で

打合せをした結果、、、

青いラインの腸をカットし、

その青のラインとラインをくっつける

(赤いライン)というバイパス手術を

するということになった。

悪い部分を切るという方法もあるが、

クローン病なので、ぶつぶつ腸を切って

短くしていくよりは、極力、残せるものは

残したほうが良いという判断だった。

ボクは、どの方法が良いのかという

判断はできなかったから、すべてを

外科医にお任せをした。

ちょっと余談になるが、、、

この時、バイパスではなく、悪い部分の

大腸を切って無くしておいたほうが

良かったのかな…と、後で思った。

なぜなら、バイパスにすることで

新しく作った大腸を通過するようになる。

そのため悪い部分の大腸は通過しない

という理屈なのだが、後にその通らない

はずの大腸にも通過していて、再燃を

早めた。

まぁ、結果論ですが。。。

ただ、今後、手術の必要が出てきた

場合は、その辺りも考えて手術を

受けたほうが良いと思う。

話を戻して、、、

初めての手術が2006年12月21日。

12月14日に入院して大腸カメラや

CT検査などをやり、あとは耳たぶを

ちょっと切って、血の止まり具合を

検査したり、肺活量の検査をしたり、、、

何かとやることがある。

ただ痛い検査は無い。

ボクは入院する前から絶食してたし、

入院中もずっと点滴で、さらに

大腸を綺麗にする下剤(当時は

ニフレック)を飲むのも大変なくらい

弱っていたので、そのままで手術を

受けることになった。

なので、手術前日にお腹周りの剃毛と

へその掃除。

上手くやってくれるのだが、ちょっぴり

くすぐったい。

あとは麻酔科の医師と打ち合わせ。

手術後、痛み止めが入ったペットボトル

(ポンプで自動的に痛み止めが注入される)

をぶら下げることになるが、嫌ならつけない

こともできるけどどうするか?

と聞かれたが、術後、痛いのも嫌なので

お願いした。

そのポンプのチューブを、麻酔かける前に

脊髄に入れるので、ちょっと押された感じが

あるくらいで痛みはない。

あと痛いことは全て麻酔かけてから

やるとのことだった。

あとは手術日を待つだけ。

手術当日、看護師さんがオペ室に

呼ばれたと迎えに来る。

痔ろうの手術で手術室に入ったが、

今回は、テレビで見るような感じの

手術室だった。

『いよいよ手術か、、、』

初めてのことだったが、痛いことは

麻酔効いてからやるとのことだったので

緊張することは無かった。

看護師さんが挨拶に来る。

麻酔科医も挨拶に来た。

そして、手術を担当する外科医も

挨拶にきた。

「じゃあヒロ田さん、ちょっと痛み止め

のチューブ入れるので、横になって

もらえますか」

そう麻酔科医が言った。

「最初局所麻酔しますね」

どうやら痛み止めのチューブを入れる

ために局所麻酔をしてるようだ。

痛くはない。

「それじゃあチューブ入れるので、

ちょっと押された感じしますよ」

背中がグッと押された感じがした。

しかし痛くはない。

「はい、これで終わりました」

「あとは麻酔していきますね」

なんだか早い展開だぞ。。。

麻酔科医、看護師がテキパキと動く。

「じゃあヒロ田さん麻酔していきますね」

ボクは、ゆっくりゆっくり目の前がフラ~

っときて眠りにつく。

そう思っていた。

ドラマで見たように…。

ところが、「麻酔かけますね」

と言った2秒後にはもうわからない。

フラフラきた~も何もない。

あっという間だった。

6時間後、、、

遠くから声が聞こえる。

「ヒロ田さ~ん、ヒロ田さ~ん

聞こえますか~」

なんだか遠くから声が聞こえてきた。

『あれ、、、オレのこと呼んでる…』

聞こえてきたが、返事ができない。

その時、

「聞こえてたら左手ギュッと握って

ください~」

麻酔科医がボクの左手を握っていて、

それを握り返せということだった。

ボクはギュッと握り返すと今度は、

「いま、口に入れてる管を取るので

取ったら自分で息してくださいね」

そう言って口から管を取った。

「はい、ヒロ田さん自分で息吸って~」

ボクは思い切り息を吸った。

そして、そこからまたわからなくなった。

ガラガラとストレッチャーに乗せられたまま

眠りに入り、気づいたときには病室だった。

看護師さんに時間を聞く。

というのも、ずいぶんと時間が

経ってるように感じたからだ。

「いま何時ですか?」とボク。

「いま18時」と看護師さん。

え~、、、

まだそんな時間か。。。

これじゃ夜眠くならなくて

寝たまま起きてなきゃいけないのか…?

そんなことを一瞬思った。

しかし、そんな心配をすることは

なかった。

痛み止めと麻酔が少量入っていたのか、

ちょっと目が覚めてもすぐ寝る。

結局、朝までずっと寝ていた。

こうしてボクは2006年12月21日

大腸バイパス手術を無事終えた。

ではまた。

ヒロ田

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