えっ?睾丸のとこの痔ろうから便が出るの?

えっ?睾丸のとこの痔ろうから便が出るの?

今度は反対側の睾丸付近に膿が溜まってきた。

いや、睾丸付近というかコレは睾丸のところ

と言ったほうが良い場所だ。

前の場所よりも見やすい場所になった。

プックリと腫れあがり、皮膚が盛り上がって

いる。

『これホント睾丸の上だぞ。睾丸とつながる

?もう少しで尿道だぞ…』

前から気になっていた尿道にも近づいてきた。

ただ、睾丸の所は皮膚が柔らかい。

そのため、膿が溜まりに溜まってくると、

勝手に皮膚が破れ排膿される。

病院に行って切開しなくても良いというのは

有難いのだが…。

局所麻酔も切開も痛いしね。

そんなことを繰り返しているうちに、睾丸の

両方に膿が溜まるようになってしまった。

溜まっては排膿され、溜まっては排膿され…。

それを繰り返しているうちに、塞がらない

穴ができたのだ。

排膿される前は、ちょっとした膨らみから

徐々に全体が大きく膨らんでいき、次に先が

凸型のように膨らんできて、皮膚全体も赤く

なってくる。

この状態で、膿が出てきてもいいんじゃない

か?というくらい赤くなるのだけれど、この

先がまだあるのだ。

赤くなった次に数ヶ所、小さく白っぽい色に

変わってくる。

それからしばらくすると、その白っぽい色の

箇所が破れて排膿される。

排膿されると、少し楽になるけれど、

まだまだ破れた穴が小さいため、キズになっ

た痛みと、排膿されていない溜まった膿で

痛みが若干ある。

病院で切開して排膿させるのとは違い、

勝手に皮膚が破れて排膿すると、穴は小さく、

たくさん排膿されないので痛みは残る。

けれど、溜まってる時よりは、ずいぶん楽に

はなる。

少しずつでも排膿されることで溜まってる

痛みはなくなってくるが、勝手に破れてる

からか、傷口の痛みのようなものは数日

続く。

こうやってボクの睾丸の所には二箇所の痔ろ

うができた。

最初は左側からでき、しばらく片側だけが

膨れ上がっていた。

そして勝手に排膿。

しばらくすると、右側にも膨らみができて

きた。

『まさか、こっちにも溜まってきたのか?』

最初は信じられなかったけれど、実際にそう

なってしまっている以上、仕方がない。

右側も膨れ上がり、そのうち勝手に排膿され

る。

右側が排膿される頃、左側の穴は完全に

【穴】となって傷口のようなヒリヒリした

痛みもなくなってくる。

皮膚を切り開いて見てみたいのだけれど、

そんなことは実際できるはずもない。

想像からすると、中は複雑に道ができて

いて、出口付近で一本の道のようなものに

なっているのだろうか…。

ボクの痔ろうの穴は、これで何個だろう…?

出口がたくさんある。

もちろん、閉じてしまっている穴もあるけれ

ど…。

これを断面図にして見てみたい。

いったいどうなっているのか…。

アリの巣のようになっているのではないか?

そんなことを想像してしまう。

ボクは、痔ろうになってクローン病がわかった。

クローン病だったから痔ろうになった…という

言い方にもなるのか…?

まぁここまできたら、どちらでも同じだが…。

痔ろうになって約15年〈2016年時点。その

後はストーマ(人工肛門)になったため

痔ろうとおさらばした〉

排膿される毎日というのが習慣となっていて、

ボクの中ではそれが当たり前だった。

そんなボクも『えっ?こんなことも起きるの

?』と思ってしまう出来事がいくつかある。

睾丸の左右に穴が開き、勝手に排膿される

ようになったのは痔ろうになって約12年

経ったくらいだ。

左側の睾丸部分の排膿箇所は二箇所で、

右側はできたばかりという状態。

少し覗き込めば、排膿してるかどうかは

チェックできる。

きっちり見たければ手鏡を使う必要がある

けれど…。

良いのか悪いのかは、その人次第なんだろう

けれど、ボクにとって確認できるということ

はとても良かった。

なぜなら、どのようになってるのか、少しで

もチェックしたい気持ちが強かったからだ。

少し膨らみが出てくると押してみたりする。

そうすると膿が出てきたりする時もある。

押せば出るというのは別の場所でもそうだっ

たから大した驚くこともない。

しかしだ、睾丸に開いた痔ろうの穴から、

便が出てくることにはボクも驚いた。

排膿されるとき、白っぽいというか黄色みが

かった色の膿が出てきたり、それに血が混じ

ったりして出てくる。

それが、痔ろうで排膿される膿だと思って

いた。

だが、あるときボクはトイレに行きたくなり、

トイレに向かった。

漏れたら困るからお尻に力を入れ我慢する。

どうにかトイレに着いた。

その瞬間、睾丸のあたりが生温くなった。

『あれ?膿が出たのか…?』

ボクはあわてて下着を下げ、トイレに座っ

て見てみると、下着につけていた快適パッ

ド(尿もれ用のパッド)に、睾丸付近と

思われる場所が汚れていた。

『あれ?膿じゃないのか?』

汚れのついた快適パッドをパッと見ただけ

でも膿ではないことがわかる。

『えっ?もしかしてこの穴から便が漏れたの

…?』

すぐに睾丸付近を確認してみる。

すると、そこから便が出て汚れているではな

いか…。

しかもそんなところから便が出てきたから

皮膚もヒリヒリしてきた。

『えっ?痔ろうの穴から便も出るの?

しかも睾丸のところから…?』

なんと、睾丸のところにできた痔ろうの穴

から便が出てきている。

便が肛門から出てこないように我慢してトイ

レに行き、何とか肛門から便が漏れること

なくトイレに着いた。

しかし、睾丸付近の痔ろうの穴から便が

漏れてきたのだ。

まだ肛門付近の痔ろうからで便が出てくると

いうなら少し理解できる。

ところが、出てきているのは睾丸だ。

何とも気持ち悪いというか不思議な感じが

してしばらくトイレに座りながらボーッと

するしかなかったのである。

ーつづくー

ヒロ田

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