第102話 喉の痛みと肛門周囲膿瘍で再び入院

第102話 喉の痛みと肛門周囲膿瘍で再び入院

2014年7月15日火曜日。

今日は朝からMRI検査、そして採血と診察の

日だ。

一昨日の夜は喉が痛い中、無理にお酒を飲ん

だことで余計、体調が悪化した。

地下鉄で何とか自宅に帰ってきたのが23時30

分。

熱っぽかったし具合が悪かったから、すぐに

寝る準備をして早々に寝た。

翌日の月曜日は何とか乗り切った。

正直、何もやる気が起きない。

熱もあるのだろうけれど、測って実際の体温

がわかると、一気に動けなくなりそうだから

測りもせず、ひたすらベッドで横になり15日

火曜日の朝を待った。

朝、面倒だと思いながらも病院へと向かう。

MRIの検査をする前に採血、そして、またあ

のうるさい音のMRI検査が始まった。

4月に病院が変わって3ヶ月の間に5回くらい

MRI検査をしてるんじゃないだろうか…。

すべてを終え診察室前で呼ばれるのを待って

いる。

『ヒロ田さん、診察室へどうぞ』

IBD専門の医師(以下IBD医師)に呼ばれ、

診察室へと入った。

IBD医師「ヒロ田さん、また膿が少し溜ま

っていてねー、あと、この前来た時に、押

して出した膿を培養検査に出したんだけど、

飲み薬の抗生剤じゃダメで、点滴しないと

ダメなんだよね。それで3日から5日間くらい

入院できないかい?」

ヒロ田「えー、また入院ですか?

入院しなくて良い方法はないですか?」

IBD医師「ヒロ田さん、自業自得でしょ?

無理して仕事したりするからさー、少し集中

して治療したほうがいいと思うよ。

あと喉痛いのもバッチリ治せる。一発で良く

なるクスリ出すからさ」

正直言って身体はダルい。

しかし、5月に一ヶ月近く入院して、また入

院か…?

仕事も良い感じになってきたのにまた休むの

か…?

そんなことが一瞬にして頭を駆け巡る。

できれば入院せずに治療したかった。

けれど、IBD医師の言うように自業自得なの

かもな。

喉も痛いし、これも治さないと…。

それにこのまま入院しなかったら、また無理

して仕事をするかも…

ヒロ田「先生、ところで今日の今日入院する

ことも可能ですか?夕方とかから…」

IBD医師「うん、大丈夫だよ」

ヒロ田「今日から入院したらいつ退院できま

す?」

IBD医師「そうだねー、今週いっぱいで考え

てほしいね」

ヒロ田「わかりました、そしたら今日入院し

ます」

IBD医師「うん、喉の潰瘍もすぐに良くなる

よ」

ボクは、IBD医師の言葉を信じた。

喉も潰瘍ができて痛い。

その痛さからなのか、膿が溜まってきてなの

かわからないが、とにかく熱っぽくてダルい。

今週いっぱいなら入院して治してしまおう。

こうしてボクは、5月に引き続き7月15日か

ら再び入院することになったのだ。

ボクは自宅に帰り入院の準備をする。

ダルくて歩くのが辛いけど、自分の車で行く

ことができない。

『地下鉄で行って病院まではタクシーでも乗

ろうか…』

そう思いながら、重い荷物を持って家を出た。

病院近くの地下鉄駅に着き、タクシーを探し

たが停まってるタクシーも、道路を走ってい

るタクシーも見当たらない。

『歩きながら見つけよう』

そう思いながら病院へと歩き始めた。

ダルい、暑い…。

タクシーが走っていないか周りを見ながら

ゆっくり歩いているうちに病院が見えてきた。

さすがにタクシーがいたとしても乗る距離で

はない。

ボクは歩いて病院まで行くことにした。

歩いて10分くらいだろうか…。

どうにか病院に到着した。

歩いて10分くらいの距離だが、身体がダルい

と何だか距離が長く感じるもんだ…。

ボクは入院受付に行き、手続きを済ませる。

時間は16時頃だ。

病棟から迎えに来ると言うが、それを待って

いるのに時間がかかるので、自分で行くと伝

え、部屋番号を聞いた。

エレベーターを降りると、病棟の看護師さん

がボクを見るなり「あっ、ヒロ田さんだ」と

数名から声を掛けられる。

前回入院してから一ヶ月ちょっと。

「また戻ってきました」と苦笑いしながら答

えるしかなかった。

病室に着き、看護師さんが来るのを待つ。

流れはいつも同じだ。

病衣に着替えてから身長、体重を測り、

心電図や血圧などをチェックする。

それが終わると、すぐに点滴の準備だ。

今回は、ザイボックスという抗生剤の点滴を

一日二回やるようだ。

それ以外に栄養の点滴二本。

ほとんど二十四時間点滴がつながっている状

態だ。

さらに、喉に潰瘍ができて痛いためクスリが

出た。

IBD医師が、このクスリを飲めばすぐに良く

なると、処方してくれたのはプレドニン。

正式名称はプレドニゾロンと言うのか…?

小さい錠剤だ。

それを一日6錠飲む。

ボクは、処方されてすぐに飲んだ。

18時近く、病院食が運ばれてきた。

IBD医師は、食事はしたほうが良いという

考え方で、五分粥ではあるけれど、低残渣食

を三食出してくれる。

喉にできた潰瘍は、味のついたものを飲み込

むだけで痛い。

と言うより、冷たい水でも痛いくらいだ。

なので一口目を食べるのが少し怖い。

恐る恐る食べてみると…

『あれ?痛さが半減しているな…』

飲んだクスリのプレドニンが効いてるのか…?

調子にのったボクは、もう一口おかずを食べ

てみた。

『あっ、痛ぇ~』

さすがに薄味の病院食だとしても、塩気のあ

るものは痛い。

でも、喉が焼けるような痛さではない。

痛さは半減しているように感じた。

これは病院食の味付けだからか…?

それともプレドニンを飲んだからか…?

どちらかはわからないが、もしかしたら喉の

痛みは早く治るかも…と、期待が高まってき

たのである。

ーつづくー

ヒロ田

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