第107話 胃痛や喉の痛みはヒュミラとプレドニンが原因?

第107話 胃痛や喉の痛みはヒュミラとプレドニンが原因?

退院後、ボクは絶食をすることを決めていた。

なぜなら、三食食べ続けていたことでお腹が

張り、そして痛みが出てきたからだ。

退院する2日くらい前から、こういった症状

が出てきたため、IBD専門の医師(以下IBD

医師)にはそのことを伝え、絶食したほうが

良いのではないか?と言ったのだが、IBD医

師は、お腹を触り、特に問題ないとのことで

食事をストップすることなく継続された。

『IBD医師が問題ないと言うのだから…』

そう思い、食べてはいたのだが、退院する時

になっても痛みは治まらないので退院後に絶

食しようとボクが勝手に決めたのだ。

絶食を始めると、さすがに二日目くらいまで

は空腹感がけっこうな頻度で現れる。

ただ、それと同時に何となく体調も良くなっ

てくる。

特にボクの場合は、肛門周囲膿瘍で膿が溜ま

ってくるから、食事をしなくなると、その膿

も溜まりづらくなる。

膿が溜まらなくなると体調が良くなってくる。

しかし、今回の絶食はいつもと少し違ってい

た。

確かに、お腹の張りや痛みは退院間際に比べ

て少なくなった。

でも、何だかお腹の痛みというより、胃のあ

たりが急に痛くなったりする。

その胃が痛くなった直後くらいから、トイレ

に行きたくなる。

『まだ絶食三日目だからか…?』

そんなことを思いながら少し様子みることに

した。

ところが絶食四日目になっても痛みは出てく

る。

この時のボクの栄養摂取方法は、夜にエレン

タールを鼻からチューブを入れて1,200kcal

摂取する。

昼間は、ラコールを持ち歩き600kcal経口で

摂取する。

余談になるが、エレンタールは飲めないが、

ラコールは大丈夫だ。

バナナ味、コーヒー味の二種類を飲んでいた。

けれど、胃が痛くなり、その後トイレにも行

きたくなることから、もしかしてラコールが

合わないのか?と思い徐々にラコールの飲む

量が減っていった。

夜にエレンタールだけで1,800kcalを摂取し

て昼間のラコールは止めてみたりもした。

それでも痛みは無くならない。

おかしい…。

いつもなら絶食してエレンタールだけの生活

にすると、体調がすこぶる良くなっていたの

に、なぜ今回はダメなんだ?

ヒュミラを投与してから10日くらい経ってる

から、効果が薄れてきてるのか…?

いろんなことが頭の中を駆け巡る。

もうじきヒュミラの投与する日だ。

それまで様子でもみようか…。

絶食を続けて3日経っても4日経っても腹痛が

治まらないので、ボクとしては珍しくヒュミ

ラの投与が待ち遠しかった。

そして待ちに待ったヒュミラの投与日。

ボクは、治まることを期待しながらヒュミラ

をゆっくりゆっくり投与した。

ゆっくり投与しないと痛くてたまらない。

なので、ゆっくりゆっくり30秒くらい?いや

40秒くらいか…?

とにかくそれくらいの時間をかけてゆっくり

投与していく。

『よし、これで良くなってくれ!』

そう願いながらヒュミラの後始末をした。

ちなみに、この時の身体の状態はと言うと、

喉の潰瘍は少し残っていて痛みが少しある。

表現するとしたならば、風邪をひいて喉が痛

くなる感じに似ている。

お腹の張りは無くなってきたものの、お腹

(腸のあたり)と胃は若干の痛みがある。

もちろん、ずっと痛いわけではない。

時々、ギューッと差し込むような胃の痛みが

きたりする。

そして、その痛みがきた後、必ずトイレに駆

け込みたくなる。

まったく困ったもんだ…。

だが今回ヒュミラを投与した。

良くなることを期待する。

ところが…。

投与した次の日から、胃痛がひどくなってき

た。

『えっ?なんでだ?』

ギューッと差し込む痛さが、ちょっぴり痛い

程度だったのに、ものすごく痛いに変わった。

『なんだ、、、なんなんだこの痛さは…?』

ボクは、痛さの原因を探るべく、原因と思わ

れることを調べることにした。

まず過去を振り返ってみる。

とにかく退院後は食べ物を口にしていない。

ラコールは、夜のエレンタール摂取だけでは

カロリーが不足するため、追加で処方しても

らったものだ。

もしかしてラコールが合わないのか?

そう思い、ヒュミラ投与前にラコールの摂取

をやめている。

まさかエレンタールか…?

いや、そんなことはない。

今までエレンタールで痛くなったことはない

し、もしエレンタールの副作用なら下痢にな

るはずだ。

あっ、あと調子の悪い時は吐き気がしてきて

中止したことがあった。

それ以外はない。

あと考えられることは…。

ボクは、過去の治療や腹痛になった時のこと

を思い出していた。

今までボクの腹痛というのは、狭窄になった

時、モノが通過するたび腸が痛くなった。

エレンタールだけしか摂取してないのに、そ

れだけでも腸を通過する時に狭窄の部分が痛

くなった。

それ以外に今まで腹痛というのはない。

『もしかして…』

ボクは、いま飲んでいるクスリやヒュミラの

副作用を調べてみた。

もちろん、今までも調べたことはある。

けれど、どちらかといえばきちんと読むとい

うより流していた程度だ。

プレドニンはどうか?

副作用の一部に、発熱、のどの痛み、胃痛、

腹痛…と書いてある。

ヒュミラはどうだ?

副作用の一部に、発熱、口内異常感…と書

いてある。

『あれ?もしかしてクスリの副作用でこう

なったんじゃないか…?』

更にヒュミラを投与し始めた時のことを振り

返ってみた。

2014年5月の入院時にヒュミラの投与をした。

その数年前、ヒュミラが認可されたくらいに

も投与したことがある。

しかしボクの場合、レミケードで狭窄になり、

使用を中止したことがあり、ヒュミラもその

恐れがあるのでは?と前の主治医がヒュミラ

の使用に慎重だったことから、ヒュミラを何

回か投与した後、大腸カメラで狭窄になって

いないか確認してくれた。

結果、前の主治医の思っていた通り大腸が

狭くなっていることが確認され、ヒュミラの

使用も中止になったという経緯がある。

そして数年たった今、ヒュミラでの治療が最

も有効とされていて、使用したほうが良いし、

使って狭窄になるという考えは昔の考え方…

というIBD医師の見解で、今回、再びヒュミ

ラを使用し治療することになったのだ。

ボクは、5月の入院中に投与した時のこと、

そして2週間後の5月下旬に投与した時から

今までを思い出して検証することにしたので

ある。

ーつづくー

ヒロ田

スポンサーリンク
ヒロ田レクタングル(大)

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク
ヒロ田レクタングル(大)