第119話 新主治医に肛門科を紹介してもらうことにした

第119話 新主治医に肛門科を紹介してもらうことにした

「ヒロ田さん、診察室へどうぞ」

診察室前の待合室で待っているとボクの名前

が呼ばれた。

主治医「調子はどうだい?」

ヒロ田「はい、体調はボクとしては良いので

すが、採血結果ではどうですか?」

主治医「うん、高カロリーの点滴にしてるか

らかCRP(炎症反応)も良くなってきてるし

栄養も取れてることがわかってきたから、こ

のまま少し継続させていってもいいかもね」

ヒロ田「そうですね、ボクも何となく身体が

楽になってるというか、調子いい感じはして

ます」

主治医「気になってたのがさ、栄養状態が悪

いとお尻の痔ろうも良くなっていかないから、

どうかなーと思ってたけど、このまま栄養状

態良くなっていけば、痔ろうも良くなってい

くと思うんだよねー」

高カロリーの点滴を続けたことで、栄養状態

が良くなっているようだ。

ただ高カロリーの点滴をしていても、カロリ

ー自体は900kcal弱しか摂れていないから、

1~2食食べてカロリーの調整をしている。

そのため食べていることもあり、トイレの回

数は減っているわけではない。

トイレの回数を減らさない限り、痔ろうが良

くなっていくことは無いだろうとボクは思っ

ていた。

だが、その前に主治医に報告しなければいけ

ないことがある。

ヒロ田「そういえば先生、フラッシュできな

い原因がわかりましたよ」

主治医「あっ、何だったの?」

ヒロ田「ホント単純なことでした。ヒューバ

ー針のチューブに、輸液剤を止めるクランプ

がついているじゃないですか?あれで長時間

止めてることで、くっきりチューブが折れ曲

がり、その折れが原因でスムーズに流れてな

かったんです」

主治医「あー、そういうこと。いやー何か輸

液剤が固まってるにしてはおかしいなと思っ

てたのさ。原因わかって良かったね」

とりあえずフラッシュできない原因は報告し

た。

それ以外に忘れず主治医にお願いしなければ

いけないことがある。

高カロリーの点滴はしているけれど840kcal

しか摂れていない。

2,000mlで1,680kcal摂れる点滴もあるが、

これだと1時間あたりに流す量が多くなって

しまうため、主治医が早く流すのは良くない

ので1,000mlで840kcalの点滴を処方するか

ら不足分は食事で補い、それを二週間とかの

短期間ではなく三ヶ月くらい継続してみよう

ということになっていた。

それが良かったのか今回の採血結果ではCRP

や栄養状態などは良くなってきているようだ。

しかし、食べているとどうしてもトイレの回

数は増えてしまう。

採血結果で栄養状態は良くなっている傾向に

あるとしてもトイレの回数が多いということ

は、全体的に良いとは言えないのだろう。

今までの経験からするとトイレの回数が多い

と痔ろうが悪化する。

膿が溜まってきたりするから痛みも出てくる。

ボクのクローン病の初期症状は、トイレに行

く回数が増え、肛門周囲膿瘍になり、その後

も痔ろうは良くならずクローン病の疑いがか

かり、検査した結果クローン病と診断された

のだ。

あれから13年(2014年時点)。

痔ろうと長いお付き合いをしていると『あっ、

これそろそろ肛門科に行かないとダメっぽい

な…』ということがわかってくる。

特に今回は前に診てもらっていたIBD医師(I

BD専門の医師)のいる病院で痔ろうの手術

をした時に、一番多く膿が溜まっている箇所

を切開しなかったため、ずっとその箇所に膿

が溜まっていた。

その時の記事はコチラ ↓ ↓ ↓

第81話 全身麻酔で痔ろうの手術をする日

切開しなくても押せば他の場所から膿が出て

くるので…という理由で切開しなかったよう

だが、強く押さなければ膿は出てこないし、

医師に押してもらっても痛いくらいなのに、

自分自身でしょっちゅう膿の溜まっている箇

所を押すことはできなかった。

それでも、あまりに膿が溜まって痛みや違和

感があった時は自分で押したりしたこともあ

ったけれど…。

ただ、そんなことが続くわけもない。

もう限界が来ていた。

そろそろ肛門科に行っておいたほうが良い時

期に来た。

クローン病で通院する病院を変えたことで、

ついでに肛門科も変えようと思っている。

いま通院している病院に肛門科は無いし…。

そこで、主治医に肛門科の紹介をお願いしよ

うと考えていた。

ヒロ田「そろそろ肛門科に行って診てもらっ

たほうが良いと思ってるんです」

主治医「あー、そうだね。そのほうがいいわ」

ヒロ田「どこか良い肛門科ありますか?」

主治医「うんそうだね、いまボクのオススメ

してる病院はあるけどそこでいいかい?」

ヒロ田「はい、連携取れてるとこのほうがい

いのでお任せします」

主治医「それじゃ、紹介状書くから帰りに渡

すね」

ヒロ田「はい、お願いします」

膿もけっこう溜まってきていたから、肛門科

を紹介してもらい、そこで切開してもらおう。

痔ろうを良くして高カロリーの点滴を続けて

いけば、さらに良くなっていきそうだ。

そんな予感がしたのである。

ーつづくー

ヒロ田

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