第190話 ストーマ手術から二週間後に退院

2016年5月12日の朝が来た。

お腹の張りや腹痛もなく目覚めた。

『今日は退院する日だな…』

『朝ご飯を食べたら退院の準備をしよう

か…』

『その前に体重を計ってみよう…』

【42.36kg】

『42.36kgか…』

『エレンタールもやって3食きっちり食べて

るのに、思ってるよりも体重増えないな…』

『でもそんなに急に増えることはないか…』

『まっ、手術して悪いところを切ってしまっ

たんだし、これから体重は増えていくだろう

…』

そんなことを考えているうちに朝食の時間だ。

2016年5月12日退院の日の朝食

・全粥

・かぶの味噌汁

・あんかけ豆腐(ほうれん草)

・キャベツと人参のお浸し

・ゆずみそ

・ピーチゼリー

『このご飯で病院食も終わりだな…』

『ちょっと先生に無理言って早めの退院に

してもらったけど良かったのかな…』

『まっ、でもまた二週間後に来るし大丈夫

か…』

『ホント手術して良かったな…』

『体調が良くなったんだから…』

『よし、退院したら体重増やしながら体力

つけて仕事復帰しよ…』

ボクは完食し、下膳したあと薬を飲み

退院の準備をした。

「ヒロ田さん、今日退院だね」

主治医の勝田先生が来た。

ヒロ田「ありがとうございます。ホントお陰

様ですっかり良くなりました」

勝田先生「いや、ほんと一時はどうなるかと

思ったけど、手術することになって良かった

わー」

「それで、とりあえず27日に外科の受診予定

になってたから、同じ日に時間ずらして内科

も予約入れておいたからー」

ヒロ田「あっ、ありがとうございます。27日

ですね」

勝田先生「うん、その時にまた状況聞かせて

ー」

「気をつけて帰ってね」

ヒロ田「はい、ありがとうございます。じゃ

あ27日よろしくお願いします」

主治医が病室を出た後、着替えて退院の準備

をし、会計を終えて約2ヶ月ぶりに外へ出る。

あれだけ病院内をウォーキングしていたにも

かかわらず、外を少し歩くだけで疲れが…。

迎えの車に乗り家路へと向かう。

『やっぱり外に出れるっていいなー…』

『空気が良いってこういうこと言うんだな…』

『にしても、少し外を歩いただけで疲れたゾ

…』

『あれだけ病院内を歩いてきたのに、やっぱ

り外と室内ではゼンゼン違うんだな…』

家に帰って来て、早めの昼食を摂り、髪を

切りに行く。

その後、服を買いに行けそうな時間だったの

で車で向かっていると、エンジントラブルが

…。

急遽ディーラーで見てもらい、すぐに修理し

てもらったものの1時間30分くらい経ってい

たので翌日に…。

その後、退院してから4日後に永久ストーマ

となったことを証明する診断書が病院から発

行されたので引き取りに行く。

通常、診断書ができるまで二週間くらい待た

されるが、身体障害者手帳の申請が遅れると

ストーマ装具の補助券をもらうのが遅れてし

まうので、WOCナースの林田さんが退院する

何日も前から外科の医師に診断書記載のお願

いをしてくれていたおかげで早めに受け取る

ことができた。

さらに、ストーマ装具の補助券をもらうため

には、ストーマ装具を購入するための見積書

を役所に提出する必要があるため、業者さん

から見積書をもらう必要がある。

こちらも入院中にWOCナースの林田さんが手

配してくれていて退院する時には業者さんから

の見積書を受け取っていた。

診断書を受け取り、役所に行くまでの間に証

明写真を撮り、申請書を提出する。

余談だが、証明写真は1年以内のものであれ

ば良いみたいで、しかも身体障害者手帳が発

行されてからは、基本その手帳をずっと使用

するようだ。

住所が変わろうと、氏名が変わろうと、車両

等が変わっても、その手帳に書き足していく

みたいだ。

なので、手帳が発行された時の写真がずっと

使われ続けることになる。

ボクは44㎏前後の体重で、頬もこけた顔の

写真を使った手帳が出来上がってきた。

これはちょっと後悔している。

もう少し元気な時の写真を持っていけば良か

ったな…と。

まっ、何れにせよ退院後にやらなければいけ

ないことの大きな一つに、身体障害者手帳の

申請というのがあったから、手続きが終わっ

てホッとできたことは言うまでもない。

ーつづくー

ヒロ田

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