第25話 レミケードで副作用が出た
レミケードでの治療も副作用の心配がなく、外来で治療を受けれることになった。毎月1回通院でレミケードを行う。食事も1日1回から2回食事ができるようになってきた。このままレミケード治療がうまくいってくれれば良かったのだが…
泣いて暮らすも一生、笑って暮らすも一生
レミケードでの治療も副作用の心配がなく、外来で治療を受けれることになった。毎月1回通院でレミケードを行う。食事も1日1回から2回食事ができるようになってきた。このままレミケード治療がうまくいってくれれば良かったのだが…
絶食解禁1日目に食べたお粥は、砂を食べてるような感覚。ジャリジャリとして正直おいしいものと思えなかった。しかし2日目以降から少しずつ口の中の違和感もなくなり、味がわかるようになってきた。
初めてのレミケード治療を受け、今後は定期的にレミケード治療を続けていくことになった。そんなある日の受診日。医師は採血結果を見ながらこう言った「ヒロ田さん、そろそろ少しずつ食事していこうか」と。。。
絶食して約3年。主治医がレミケード治療を勧めてきた。ボクは体調が凄く良く、体重も増えてきていたのだが、採血結果のCRP(炎症反応)が2.00~3.00の間ということもあり、医師が新たな治療を提案してきた。ボクは、そのレミケード治療にかけてみることにした。
絶食も2年目を迎えた。もう2年も絶食をしていると、食べれると思うことを諦める。それよりもエレンタールで体重が増加し、体調が良くなっていくことで、この状態をキープしたいと思うようになっていた。そんなある日、医師からレミケードの勧めがあった。
タバコはクローン病と診断される前に、不味くて止めていたのだが、体調が回復してくると同時にタバコが吸いたくなってきた。タバコはクローン病には良くないと言われている。しかしボクは吸いたい欲求が強くなり、とうとう1本恵んでもらって吸ったのだ。
退院してからは自宅でエレンタールの摂取だ。ここで1つ問題が出てきた。病院内では点滴スタンドを借り、そこにポンプと言われる機械をセットしてエレンタールを滴下していた。しかし退院すると点滴スタンドが無い。考えた結果、ボクはホームセンターへ向かうことにした。
エレンタールでの栄養療法をするために、鼻からチューブを入れなければいけない。初めてのチューブ挿入は三度目の正直で挿入に成功した。このまま順調にいけば予定通り一週間後には退院できる。目の前が明るくなってきた。
初日の外出から戻ってきたボクは、病室へ戻り病衣に着替え点滴、そして初めての鼻チュー(鼻からチューブ)が待っている。これができるかできないかで退院日に影響が出る。体調が良くなってきたボクは、早く退院して仕事に復帰したかった。
膝と踝の関節痛が治らなければ退院が延びる可能性がある。さらに外出することもできない。自分の店がオープンしているにもかかわらず、一度も店に出たことが無い。何とか関節痛が治まり外出できるようにしたいものだ。そして入院7日目の朝が来た。