第29話 食欲が旺盛になってきた
体重が60kgになってきたころ、エレンタールの摂取を止めた。本当は続けていたほうが良いのだろうけど、食べれるようになり体重が増えてきたボクは、食べてカロリー摂取、そして食べ物で体調管理しようと考えたのである。
泣いて暮らすも一生、笑って暮らすも一生
体重が60kgになってきたころ、エレンタールの摂取を止めた。本当は続けていたほうが良いのだろうけど、食べれるようになり体重が増えてきたボクは、食べてカロリー摂取、そして食べ物で体調管理しようと考えたのである。
入院してのレミケード治療は、その後も続き、体調はどんどん良くなっていく。おかげさまで体重が増えてきた。クローン病と診断され、入院した時の体重は49kg。レミケード治療をスタートして体調が良くなるにつれどんどん体重が増えていった。
入院してレミケード治療することになったが、副作用が出ないとは限らない。外来で副作用になったアナフィラキシーショックを思い出す。副作用が起きなければ良いが…。体温や血圧を測り、レミケードがスタートした。
外来でのレミケードで副作用のアナフィラキシーショックが出てしまった。レミケードが続けれるのか?それとも中止になるのか?気になりながら1ヶ月後の診察に向かう。採血を終えて診察まで待合室に座って待つ。「ヒロ田さん診察室へどうぞ」
レミケードでの治療も副作用の心配がなく、外来で治療を受けれることになった。毎月1回通院でレミケードを行う。食事も1日1回から2回食事ができるようになってきた。このままレミケード治療がうまくいってくれれば良かったのだが…
エレンタールには摂取方法がある。多いのは経口摂取と経鼻からの摂取。経口は口から飲むだけ。経鼻は鼻からチューブを挿入して摂取する。聞いた感じだと経口のほうが楽だ。しかし困ったことにエレンタールが凄く不味いのだ。
絶食解禁1日目に食べたお粥は、砂を食べてるような感覚。ジャリジャリとして正直おいしいものと思えなかった。しかし2日目以降から少しずつ口の中の違和感もなくなり、味がわかるようになってきた。
初めてのレミケード治療を受け、今後は定期的にレミケード治療を続けていくことになった。そんなある日の受診日。医師は採血結果を見ながらこう言った「ヒロ田さん、そろそろ少しずつ食事していこうか」と。。。
絶食して約3年。主治医がレミケード治療を勧めてきた。ボクは体調が凄く良く、体重も増えてきていたのだが、採血結果のCRP(炎症反応)が2.00~3.00の間ということもあり、医師が新たな治療を提案してきた。ボクは、そのレミケード治療にかけてみることにした。
絶食も2年目を迎えた。もう2年も絶食をしていると、食べれると思うことを諦める。それよりもエレンタールで体重が増加し、体調が良くなっていくことで、この状態をキープしたいと思うようになっていた。そんなある日、医師からレミケードの勧めがあった。