8月の採血結果と2回目ステラーラそしてストーマの不良肉芽
8月も7月とあまり変わることのない採血結果だった。そんな8月は第2回目のステラーラ(ウステキヌマブ)の月。1回目は点滴で行い、2回目からは皮下注射を2本打つ。ヒュミラ(アダリムマブ)と同じ皮下注射だが、1つ違う点は自己注射ができないことだ。
泣いて暮らすも一生、笑って暮らすも一生
8月も7月とあまり変わることのない採血結果だった。そんな8月は第2回目のステラーラ(ウステキヌマブ)の月。1回目は点滴で行い、2回目からは皮下注射を2本打つ。ヒュミラ(アダリムマブ)と同じ皮下注射だが、1つ違う点は自己注射ができないことだ。
2014年5月20日。入院して13日目。この調子でいくと5月22日の退院は難しいと思われる。けれど、5月23日(金)もしくは5月24日(土)には退院できる可能性がある。そんな希望を持ちつつ、午後からは三度目のMRI検査だ。
結核の疑いで個室に入っているおかげでシャワーを浴びる時間に制限がない。これが大部屋に入っていて、浴室を利用するとなれば、今日は午前、明日は午後…という感じで、男性、女性が交互に利用できる時間帯が入れ替わるようになっている。
入院してから2回目の日曜日がきた。 そんな日曜日の朝もIBD専門医師(以下IBD医師)はやってくる。「ヒロ田さん、どうですかー?」と…。患者としては担当してくれている医師が来てくれるのは有難いし安心する。ただ来てくれるのは嬉しいのだが…。
100%ジュースとドリップコーヒーを手に病室に戻ってきたボクは、早速ドリップコーヒーを飲むことにした。久々に飲むコーヒーは美味しい。一息ついた15時30分頃、病室のドアがノックされ呼吸器科の医師(以下、呼吸医)が入ってきた。
午後から、外来で呼吸器科の診察があるとのことだったが、14時になっても呼ばれない。ボクは待ちくたびれていた。14時30分頃だろうか…。病室のドアをノックする音が聞こえた。「ヒロ田さん、こんにちは。呼吸器科の医師(以下、呼吸医)をやってます」
翌日、IBD専門の医師(以下IBD医師)が病室に来た。IBD医師は看護師さんに伝える前に、患者に今日やること今後の治療方針を説明しにくる先生だ。そのため看護師さんが説明に来る前にボクらが知っているということが多い。
『痔ろう手術後のトイレは嫌だな…』そうは思っても漏らすわけにはいかない。ベッドから起き上がりトイレへと向かう。トイレに入り、お尻を覆っているガーゼなどを剥がし便座へ。傷口がヒリヒリ痛むかと思ったらそうでもない。
「ヒロ田さん、聞こえますか?」麻酔科医の呼びかけで目が覚めた。その後すぐに外科医がボクに話しかけてきた。「ヒロ田さん順調にいきました。ただ予定していたシートン法ではなく、ゴムを通しただけにしてますから」
朝、看護師さんに言われたとおり、痔ろう手術30分くらい前にトイレを済ませ、手術用の病衣にも着替えておいた。「これ下着つけたままでいいのかなー?」そうボクが質問すると、「あっ、下着はつけてていいです。手術室で脱ぐことになると思いますけど」と看護師さんが言う。