2018年7月 | ページ 3 | ヒロ田のクローン病とストーマの世界

2018年07月一覧

第49話 手術翌日にベッドから起きる練習

「手術翌日から、皆さん起きて歩いてますよ!」ボクは手術前にこの言葉を聞いていた。『そんなに回復が早いのかー』と感心していた。そして手術翌日を迎える。朝から腹部のレントゲンを撮る。『少し動かされただけでも痛いぞ。大丈夫か?』

第48話 大腸バイパス手術が終了した

大腸バイパス手術を執刀してくれる外科医とも挨拶をし、いよいよ麻酔だ。『麻酔されるとフラフラ~っときて一瞬気持ち良くなってから寝ていく感じなのかなー』『それとも数字を数えている間に寝てしまうというあのパターンか…』そんなことを一瞬にして考える。

第47話 手術当日~麻酔がかかる前まで

2009年12月21日。いつもと変わらない朝を迎えた。今日は大腸バイパス手術の日だ。不安も緊張もない。なぜなら手術後のイメージができていたからだ。順調にいけば一週間後には退院できる。年末年始はゆっくり休むことができ、しかも楽しみながら食事ができるぞ!そんなことをイメージしていた。

第46話 術前検査と手術前日の医師説明

手術をする前に術前検査というものがある。ボクは手術2日前に身長、体重、肺活量や耳たぶに針を刺してどれくらいで血が止まるかを計測する。痛いこと辛いことは何もない。淡々とこなすだけ。手術前日には麻酔科医と外科医からの最終打合せがあった。

第45話 再び大腸カメラそして手術の方針決定

手術の方針を決定するための大腸カメラがスタートした。短期間で2回も大腸カメラだ。ただ今回は外科手術の方向性を決めるためのもので、手術に一歩近づく検査だ。ボクは年内に退院したい気持ちが強かったので、術式が気になっていた。開腹手術か腹腔鏡か…。

第44話 外科手術する病院へ転院

転院する朝を迎えた。転院先へは11時くらいまでに行くことになっている。入院していた消化器内科は完全個室だ。しかし転院先は個室の空きがないとのことだった。空くのを待っている時間は無い。ボクは個室の空きが出たら移動するという条件で6人部屋へ…。

第43話 痔ろう手術終了で再び消化器内科へ

「じゃあヒロ田くん、もう少し背中を丸めてもらっていいかい?」医師が下半身麻酔をするためボクに言ってきた。いよいよ痔ろうの手術だ。下半身麻酔をしての痔ろう手術は3回目だろうか…。「ジジ、ジジジ、ジ…」電気メスで切開していく。

第42話 肛門科へ転院して痔ろう手術

消化器内科に入院する前、痔ろうも悪化していて肛門科を受診していた。その時は、まだ膿の溜まりが少なく、切開できる状態ではなかった。しかし消化器内科に入院してから少しずつ膿が溜まり、大腸の手術をする前に痔ろうの手術もしておいたほうが良いのではないか?ということになった。

第41話 初めての小腸バリウム検査

憂鬱な朝を迎えた。今日は初めての小腸バリウム検査だ。鼻からチューブを入れて、そのチューブからバリウムを入れて小腸を見る。鼻からチューブを入れるのは、エレンタールをやるので慣れているが、それよりもチューブが太いようだ。

第40話 横行結腸の左右に長さ10cmの狭窄

手術をする前に大腸カメラでの検査が必要だ。今回は狭窄の場所や長さを特定するためにレントゲン室で透視をしながらの検査だ。レントゲン室で大腸カメラをしたことがなかったボクは、どんな検査になるのだろうかと気になっていた。

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