1回目に痔ろうになったあと、
2回目の痔ろう(この時にクローン病の
疑いがかかる)になるまで半年くらい。
その半年の間におきた症状を書いてみたい。
※痔ろうの記事は→痔ろう(クローン病の疑い)
1回目の痔ろうから2ヶ月後に脱サラ。
この時の1日のトイレの回数は3~4回。
明らかにおかしいのだが、この時は
飲みすぎか…?
疲れも溜まってるのかな…?
という程度に考えていた。
肛門科の医師は、
「下痢してるのかい?」
下痢してる男性が痔ろうに
なりやすいんだわ~」
「整腸剤出しておくから
それ飲んでたら良くなると
思うよ。」
「ストレスになってることがあっても
下痢するからさ、ストレス無くす
ようにしたほうがいいよ」
そういったことを1回目の痔ろうの時に
言っていた。
1日3~4回トイレに行くようになっても
『ストレスなのかもな…』
と、この時は思っていた。
そしてボクは退職。
あっ、特にストレスがあって
辞めたとかではない。
独立して仕事しようと思ってのことだ。
退職後1週間はとにかく寝た。
一度、朝7時くらいには目を覚ますのだが
それからすぐ寝て起きるのは12時過ぎ。
1週間もすると疲れも取れてきたのだが、、、
なぜかトイレの回数も増えてきた。
そんなある日の午後、ついていたテレビから
兄弟で難病になっているが、今も趣味の音楽活動を
頑張っている。
といった内容が、情報番組の中の数分流れていた。
『え~、絶食なんだ。
食べれない病気なんてあるんだな』
と、まるで他人事で見ていた。
もちろん、このとき自分もクローン病に
なるとは思ってもいない。
トイレの回数が1日4~5回になってきたころ、
ちょっと血も混じるようになってきた。
同時に立ち眩み。
そしてお尻が痛い。
このお尻の痛みは痔ろうではなく、
トイレの回数が多くなっての痛さだ。
肛門科の医師は、下痢が続くと痔ろうに
なりやすい。と言っていたが、ボクは
一度なって切開しているのだから
ならないだろうと思っていた。
立ち眩みは立ち上がる時になっていたのだが、
そのうち、普通に歩いているのに、目の前が
一瞬暗くなるような症状が起きてきた。
イメージでいうと、ものすごい早い何かが
バッと通り過ぎていくような感じと
言えばいいだろうか。。。
そんな状態が数日続いた。
ある日の午後、またまた昼間の情報番組での
ことだが、今度は女優さんが大腸がんに
なったことについて語っていた。
「まさか自分ががんになるとは思っても
いなかった」
インタビュアーの人が、どういった症状
だったのですか?と聞くと、
「最初は下痢だったんです。あれおかしいなと
思っていたんですけど、お腹の調子が悪いのかな
くらいとしか思っていなかった。」
「ところが、だんだん痩せていき、
下血があって、何となくだるくて
微熱があったので、病院に行かなきゃと
思って行ったら大腸がんだと言われて…」
見た瞬間、ゾッとした。。。
『もしかしたら自分も大腸がんなのか…?』
ほとんど当てはまっている。
62kgあった体重は、気づけば55kg。
考えてみたらジーンズが少し緩くなっている。
下血もあるぞ。何となくだるいし…。
当てはまっている項目が多い。
ボクは、検査とかしたくないけど、
がんだったら早めに知っておいたほうが良い。
と考え、採血でがんかどうかわかるという
話を聞き、早速、近所の小さな内科医院へ。。。
なぜ腫瘍マーカーが必要なのか
医師に聞かれたので、下痢しているし、
少しだるいし、下血もあるので、もし大腸がん
だったら…ということを伝え、採血をしてもらう。
同時に、体重、体温を測る。
体重は55kg。
体温は37度5分。
体温計というのを自宅には常備していなかったので、
だるいとは思っていたが微熱があったとは…。
医師は、微熱があることも気にしていたが、
まず採血結果が2日後に出るので、その時に
また来てくださいとのことだった。
2日後、再度同じ病院へ。
「がんではありませんでした。
すべて正常値です。」
「ただ、他で気になることがあります。
CRPという炎症反応が高いです。
あと白血球も高いし、下痢をしていると
いうことなので、がんではなかったけれど、
他の病気を疑ったほうが良いので、
検便してみたほうが良いと思います」
とのことだった。
しかし、がんでないと知ったボクは、
だるさと微熱は気になっていたものの、
怖いものはないと思っていた。
「今日はまず帰ります。また改めて来ます」
と伝え、病院を後にした。
その後は、自営で仕事を頑張っていたこともあり、
病院に行くことは無かった。。。
それから1ヶ月経った頃、
またあの覚えのある痛みがお尻に。。。
『あっ、これ膿溜まったな。』
すぐにわかった。
1回目の膿が溜まった時と同じ感じだったから
これはもう病院に行くしかない。
ボクは、次の日、肛門科へと向かった。
この続きは痔ろう(クローン病の疑い)
をお読みください。
それではまた。
ヒロ田