第111話 不信感からIBD医師と決別
ボクは、前にお世話になっていた主治医に、再びお世話になることとなった。正直、医師を変えたりというのはあまり好きではない。ましてや前の主治医と、同じ病院のIBD専門の医師(以下IBD医師)を変えたいというのだから、前の主治医もやりづらいだろうと思う。
ボクは、前にお世話になっていた主治医に、再びお世話になることとなった。正直、医師を変えたりというのはあまり好きではない。ましてや前の主治医と、同じ病院のIBD専門の医師(以下IBD医師)を変えたいというのだから、前の主治医もやりづらいだろうと思う。
ボクはいつももらっているクスリを薬局からもらい病院を後にした。『はたしてIBD専門の医師(以下IBD医師)に許可なく自分勝手にクスリを中止して良かったのだろうか?』『クスリを自分勝手に中止したと伝えたら、IBD医師は、ガッカリしてたな…』
ボクは診察室のドアをノックした。IBD医師「ヒロ田さん、どうだい調子は?」診察室に入ると、IBD医師がそう話かけてきた。ヒロ田「まず、クスリをすべて中止しました」IBD医師「あら、そうなの?なんで?」ボクは、IBD医師に説明を始めた。
ボクは5月の入院期間中、久しぶりにヒュミラを投与した。最初は4本の皮下注射を投与する。その2週間後は2本の投与。それ以降、2週間ごとに1本ずつヒュミラを投与していく。ボクは数年前にヒュミラを投与していた経験があったので、医師と看護師が見守る中、自分で4本投与した。
退院後、ボクは絶食をすることを決めていた。なぜなら、三食食べ続けていたことでお腹が張り、そして痛みが出てきたからだ。退院する2日くらい前から、こういった症状が出てきたため、IBD専門の医師(以下IBD医師)にはそのことを伝えていた。
2014年7月21日月曜日、昼くらいにプレドニン1回分5錠が処方された。今までは1回に6錠を朝・昼・夕と3日間飲んでいた。3日後の朝に薬が無くなり、飲むのを止めてからちょうど24時間後くらいに高熱が出てきた。高熱の原因はプレドニンを一気に止めたリバウンドとのことだった。
2014年7月19日土曜日の16時頃、点滴での解熱剤を投与。投与後しばらくすると汗が出てきて熱が下がってくる。点滴の解熱剤をすることで、一気に平熱の36度4分まで下がった。ダルく重たい感じだった身体が一気に軽くなった。
2014年7月18日金曜日。朝ご飯を食べた後、いつものように薬を飲む。プレドニンは朝飲んで終わりになる。9時頃、IBD専門の医師(以下IBD医師)が回診にきた。IBD医師「ヒロ田さん、調子はどうだい?」
抗生剤の点滴が終わるころ、看護師さんがやってきた。看護師「ヒロ田さんどうです?」ヒロ田「気のせいかもしれないけど喉の痛みが半減したような気がします。プレドニン効いてるのかなー…」看護師「そうなんですねー。早く良くなるといいですね」
2014年7月15日火曜日。今日は朝からMRI検査、そして採血と診察の日だ。一昨日の夜は喉が痛い中、無理にお酒を飲んだことで余計、体調が悪化した。地下鉄で何とか自宅に帰ってきたのが23時30分。熱っぽかったし具合が悪かったから、すぐに寝る準備をして早々に寝た。