ヒロ田のクローン病とストーマの世界 | ページ 14 | 泣いて暮らすも一生、笑って暮らすも一生

第92話 ヒュミラの後はバルーン拡張術を待つのみ

金曜日にヒュミラ(アダリムマブ)を4本投与した。後は火曜日まで何もすることが無い。絶食も続けているからエレンタールを自分で作り、自己管理しながら鼻チュー生活だ。点滴もなければ採血もない週末。そうなると看護師さんもボクの所に来る回数は減る。

第91話 5人に見られながら4本のヒュミラを打つ

ヒュミラを打つのは4箇所。太ももの左右、お腹の左右に1本ずつ打つ。どっちからでもいいのだが久々の一発だ。チクッと痛くないか?ビビッて変なとこに刺さないか?そんなことが一瞬にして頭の中を駆け巡る。周りはボクが準備しているところをじっと見ている。

第88話 大部屋へ引越しの日CRPは0.07の正常値へ

結核の疑いで個室に入っているおかげでシャワーを浴びる時間に制限がない。これが大部屋に入っていて、浴室を利用するとなれば、今日は午前、明日は午後…という感じで、男性、女性が交互に利用できる時間帯が入れ替わるようになっている。

第87話 絶食続きで塩気が欲しくなり昆布茶を探す

入院してから2回目の日曜日がきた。 そんな日曜日の朝もIBD専門医師(以下IBD医師)はやってくる。「ヒロ田さん、どうですかー?」と…。患者としては担当してくれている医師が来てくれるのは有難いし安心する。ただ来てくれるのは嬉しいのだが…。

第86話 レントゲン結果は結核ではなく肺炎との診断

100%ジュースとドリップコーヒーを手に病室に戻ってきたボクは、早速ドリップコーヒーを飲むことにした。久々に飲むコーヒーは美味しい。一息ついた15時30分頃、病室のドアがノックされ呼吸器科の医師(以下、呼吸医)が入ってきた。

第85話 呼吸器科の医師が来て再びレントゲン検査へ

午後から、外来で呼吸器科の診察があるとのことだったが、14時になっても呼ばれない。ボクは待ちくたびれていた。14時30分頃だろうか…。病室のドアをノックする音が聞こえた。「ヒロ田さん、こんにちは。呼吸器科の医師(以下、呼吸医)をやってます」

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