採血結果と初回のステラーラ

採血結果と初回のステラーラ

6月26日の採血結果(一部抜粋)

検査項目    正常値   前回  今回

・白血球数   3.3-8.6       5.8      5.9

・赤血球数   4.35-5.55   4.85     4.77

・ヘモグロビン  13.7-16.8  12.7     12.5

・S-アルブミン  4.1-5.1   3.4        3.0

・血清鉄     40-188   44        72

・フェリチン   30-310   41        23

・CRP     0.30以下  2.40     3.04

上記の赤字の数値項目を、ヒロ田的に

わかりやすく書くと、、、

ヘモグロビン→貧血気味

アルブミン→栄養状態

フェリチン→貯蔵鉄

CRP→炎症反応

という感じになる。

なのでボクは貧血気味で栄養状態があまり

良いとは言えず、身体に貯まっていた鉄分も

ここ一ヶ月の間に身体から出ていってるよ。

ということ。

あっ、CRPは炎症反応なので、どこかに

炎症があると数値は上がる。

ボクの場合、クローン病になってから

体調が良くなっても正常値になることは

ほぼ無いからこのくらいの数値でも体調

不良と感じたことは無い。

まっ、正常ではないことに変わりはないん

だけど…。

現在のボクはというと、、、

2016年4月28日に大腸を全摘して

人工肛門(ストーマ)となり約2年2ヶ月。

2017年7月に大腸カメラで検査をした

ところ、人工肛門(ストーマ)から

20cmくらい入ったところに、潰瘍が

できており、2018年4月にも再び大腸

カメラで見たところ潰瘍は2017年と

変わらずだった。

この時、主治医がヒュミラかステラーラ

での治療をしていったほうが良いかも…。

と提案してくる。

まずは結論を出さずに保留した。

そして先月5月に胃カメラ検査。

この胃カメラ検査は、何となく食道の

あたりが痛いまではいかないのだけど、

気になったので自ら検査をお願いした。

すると、若干の逆流性食道炎。

他にクローン病になるかも?と思われる

赤みが胃の一部や十二指腸の一部で発見。

この画像を見た主治医は、ヒュミラか

ステラーラでの治療を開始していった

ほうが良いのではないかと再び言って

きた。

※ボクはレミケードでアナフィラキシー

ショックになっているため、医師も

レミケードは避けたいと思っている

からレミケードの提案は無し。

ボクもさすがに胃や十二指腸の画像を

見て『このまま様子見る』とは言えな

かった。

そこでやるならステラーラと伝えた。

「これを読んでおいて」と主治医。

ステラーラの冊子だ。

内容はずいぶん前に主治医から聞いていた

ので知ってはいた。

『レミケードとかヒュミラと違って

すぐ効くというものではない』

『時間をかけて効果が出てくるもの』

というのがステラーラだ。と…。

なので冊子にしばらくは目を通さな

かった。

だが「読んでみましたか?」と当日

万が一看護師さんに聞かれた場合、

読んでなければ答えることができない。

そのためボクは前の日に目を通した。

『副作用が気になるから副作用の

ところを見てみよう』

ボクは最初に副作用のページを

開いてみた。

『あー、アナフィラキシーショックね。

これはなったことあるから、なりそう

な時の判断が何となくわかる』

『で、次は…』

と読み進めていくうちに、なんだか

気になる文字が見えてきた。

『おいおい何だ?悪性腫瘍(がん)って…』

こんなこと書かれてたら気持ちいいもので

はない。

しかし予定は入れている。

ステラーラの点滴をする前に診察があるから

そこで主治医に気になる【悪性腫瘍(がん)】

を聞いてみよう。

そして今日、ボクは主治医に聞いた。

「副作用のところに思いっきり【悪性腫瘍

(がん)】と書かれていると、ちょっと

気持ちいいもんじゃないですよね?」

医師「えっ?そんなこと書いてあったかい?」

そう言いながらステラーラのことについて

調べている。

「それ悪性腫瘍ってがんの人が使うときに

注意しなさいってことじゃなくて?」

と主治医がボクに聞いてくる。

ボク「いや、先月もらったステラーラの冊子

に書いてましたよ」

主治医が机の引き出しからステラーラの

冊子を取り出して見た。

「あっ、ホントだねー。ずいぶん潔いね」

「これ恐らくいろいろうるさくなって

こういった言葉を入れるようにしたんだ

と思うな」

「免疫を抑制する薬のイムラン、レミ

ケードやヒュミラもそうだけど、少なか

らずそういう(悪性腫瘍)リスクは

あるよね」

「当時は、そこまで副作用として書く

必要は無かったのだろうけど、今うる

さくなってきてるから起きそうなこと

を書いているんじゃないかな…」

「もし気になるようなら止めるかい?」

そう主治医もボクに言ってきた。

ボク「いや、ステラーラをやって、経過

を見ていくでいいかと思いますけど

どうでしょう?」

ボクは、このままステラーラをやらずに

放置していても良くならないと感じていた。

それならやってみて経過どうなるか?

をチェックしておけば良いのではないか?

と思っていた。

医師「そうだねー、基本的には潰瘍を

残したままにしておくほうが、ガン化

する可能性もあるし、潰瘍が無い状態

を作ることが望ましいんだよね」

ボク「まずやってみて様子見てみま

しょう。どうなるかはやってみないと

わからないので」

確かに【悪性腫瘍(がん)】になる

可能性があるというようなことを

書かれているといい気はしない。

しかし、ボクは医師に確認する前から

7割方やる方向で決めていた。

ただ、【悪性腫瘍(がん)】に

なる可能性がある薬なので、今まで

以上に経過観察をお願いしますね。

という意味合いも込めて確認したのだ。

こうしてボクはステラーラを

受けることになった。

診察後、処置室へ移動。

心電図をつけ、血圧、体温、酸素濃度を

測って点滴がスタート。

初回のみ点滴で、2回目以降は

皮下注射とのことだった。

次回は8週間後。

その頃にステラーラ2回目については

書きたいと思っている。

ではまた。

ヒロ田

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