第114話 再び新主治医の診察そして高カロリー点滴開始
初診日から二週間後、ボクは再び新主治医のいる病院へと向かった。採血をしてから診察まで最低でも一時間は待つ。これはどこの病院も同じだ。採血結果が出てくるのが、急いでも50分~1時間くらいはかかるようで、どうしてもその間は待つしかない。
泣いて暮らすも一生、笑って暮らすも一生
初診日から二週間後、ボクは再び新主治医のいる病院へと向かった。採血をしてから診察まで最低でも一時間は待つ。これはどこの病院も同じだ。採血結果が出てくるのが、急いでも50分~1時間くらいはかかるようで、どうしてもその間は待つしかない。
新しい医師と初めて会うこととなった。病院は、前主治医のいる病院よりも大きい病院だ。正直、大きすぎる病院というのは苦手。特に根拠も何もない。ただボクは人ごみが苦手なので、大きい病院=大人数がいるというイメージが強く、何となく行くのが面倒になってしまう。
ボクは、前の主治医に再び診察してもらうことになった。だが、前主治医と会ってから10日くらい経った頃だろうか…。病院からボクの携帯に電話が来た。電話に出てみると、前主治医からだった。前主治医「あっ、ヒロ田さん、電話大丈夫かい?」
ボクは、前にお世話になっていた主治医に、再びお世話になることとなった。正直、医師を変えたりというのはあまり好きではない。ましてや前の主治医と、同じ病院のIBD専門の医師(以下IBD医師)を変えたいというのだから、前の主治医もやりづらいだろうと思う。
ボクはいつももらっているクスリを薬局からもらい病院を後にした。『はたしてIBD専門の医師(以下IBD医師)に許可なく自分勝手にクスリを中止して良かったのだろうか?』『クスリを自分勝手に中止したと伝えたら、IBD医師は、ガッカリしてたな…』
ボクは診察室のドアをノックした。IBD医師「ヒロ田さん、どうだい調子は?」診察室に入ると、IBD医師がそう話かけてきた。ヒロ田「まず、クスリをすべて中止しました」IBD医師「あら、そうなの?なんで?」ボクは、IBD医師に説明を始めた。
ボクは5月の入院期間中、久しぶりにヒュミラを投与した。最初は4本の皮下注射を投与する。その2週間後は2本の投与。それ以降、2週間ごとに1本ずつヒュミラを投与していく。ボクは数年前にヒュミラを投与していた経験があったので、医師と看護師が見守る中、自分で4本投与した。
退院後、ボクは絶食をすることを決めていた。なぜなら、三食食べ続けていたことでお腹が張り、そして痛みが出てきたからだ。退院する2日くらい前から、こういった症状が出てきたため、IBD専門の医師(以下IBD医師)にはそのことを伝えていた。
2014年7月21日月曜日、昼くらいにプレドニン1回分5錠が処方された。今までは1回に6錠を朝・昼・夕と3日間飲んでいた。3日後の朝に薬が無くなり、飲むのを止めてからちょうど24時間後くらいに高熱が出てきた。高熱の原因はプレドニンを一気に止めたリバウンドとのことだった。
2014年7月19日土曜日の16時頃、点滴での解熱剤を投与。投与後しばらくすると汗が出てきて熱が下がってくる。点滴の解熱剤をすることで、一気に平熱の36度4分まで下がった。ダルく重たい感じだった身体が一気に軽くなった。