第144話 ストーマのための入院十三日目は解熱剤と抗生剤
2016年4月4日。入院十三日目の明け方、トイレに起きたボクは、ずいぶん冷え込む朝だと感じながらトイレに向かった。しかし、気温のせいで寒気を感じていたわけではなかった。熱があっての寒気だった。
泣いて暮らすも一生、笑って暮らすも一生
2016年4月4日。入院十三日目の明け方、トイレに起きたボクは、ずいぶん冷え込む朝だと感じながらトイレに向かった。しかし、気温のせいで寒気を感じていたわけではなかった。熱があっての寒気だった。
2016年3月30日。入院八日目の朝がきた。昨日の胃カメラ検査は、鼻からやっているにもかかわらず、今までやった鼻からの胃カメラで一番辛かった。そんな検査も、辛いと思われる検査は昨日の胃カメラで終了のようだ。そして入院八日目の今日の検査は呼吸器検査。
2016年3月29日。入院七日目の朝がきた。昨日の小腸バリウム検査はお漏らしが一番辛かった…。ボクにとっては鼻から検査用のチューブを入れるほうが、まだ楽だった。検査終了後はシャワーを浴びキレイなオムツと下着パジャマに着替え、身体も気持ちもスッキリすることができたけれど…。
主治医「あれ、今まで順調に流れていたのに急に流れが悪くなってきたなー」ヒロ田「えっ、そうなんですか?」主治医「うん、大腸近くまで行ってるんだけど急に流れ悪くなってきたわー」『何だか雲行きが怪しくなってきたぞ…』
2016年3月28日月曜日。入院六日目の朝がきた。今日は小腸バリウム検査の日だ。幸いなことに下剤は免除された。入院一週間前から絶食してることと、入院してからももちろん食べてないので問題ないだろうとのこと。これは助かった。
2016年3月26日。入院四日目の朝がきた。土曜日なので検査は無い。早く手術したいと思っているボクにとっては土、日、祝は不要だ。しかし、こればっかりは自分で変えることができないからしょうがない。
2016年3月25日。入院三日目の朝がきた。今日の予定は、左鎖骨下にIVH用のカテーテルを入れること、そして大腸カメラだ。共に午後になることはわかっているが、何時になるかわからない。この何時になるかわからないというのが、何とも落ち着かない。
2016年3月24日。入院二日目の朝だ。今日の検査予定は、腹部のエコーとCT検査。寝ているだけなので、痛い、苦しいという検査ではないから気持ちに余裕がある。ただ、入院してから点滴だけなのにもかかわらず、1日40回以上の便意は続いている。
2016年3月23日入院する朝がきた。寝ても寝ても眠たい朝だ。というのも、1時間~1時間30分に1回はトイレに起きる。トイレ行かないにしても『漏らしたらどうしようか…』ということが気になって、すぐに目が覚めてしまうのだ。昨夜はいつもより目が覚めた。
人工肛門(ストーマ)にする!そう決めたら、気持ちが楽になってきた。どうせなら早く人工肛門(ストーマ)にしたい!そんな気持ちも強くなってきた。だが、入院は二週間後だ。早く入院したくても、ベッドに空きがないのだから仕方がない。