第73話 MRI検査結果そして腸のCT検査へ
MRI検査の結果を聞く日がきた。ボクは若干のダルさを感じながら病院に行く。ダルさに加え吐き気もある。おまけに食べたり飲んだりした時の味が口内に残っている。おそらく原因はフラジールという抗生剤を飲んでいるからだ。
MRI検査の結果を聞く日がきた。ボクは若干のダルさを感じながら病院に行く。ダルさに加え吐き気もある。おまけに食べたり飲んだりした時の味が口内に残っている。おそらく原因はフラジールという抗生剤を飲んでいるからだ。
主治医の異動に伴い、ボクも主治医のいる病院に行くことになった。その病院でIBD専門の医師(以下IBD医師)と出会い、痔ろうがどういう状態になってるのか、MRI検査でわかるとのことだったので、そのMRI検査をまずはしてみようということになった。
何と言っても気になるのはトイレだ。だが不思議なことに、仕事をしていると急な便意を催すことがない。周りに人がいる緊張感からか、なぜか便意を催さない。ちょっとトイレに行きたいかな…という感じはあるが、すぐに行かなければいけないというものでもない。
大腸のバルーン拡張術を終えたボクは、効いていたと思われたGキャップも『同時にやっていた抗生剤が効いたのではないか?』という結論になり、結果的にはGキャップをやっても意味が無いとのことでやらな くなり、ヒュミラも狭窄が進むのでやることはない。
Gキャップ治療を始めた当初は、『Gキャップをやって効果があった!』そう主治医もボクも思っていた。しかし、その後も体調不良時にGキャップ治療を何度かやってはみたものの、効果はまったくでなく『あのとき効果があったのはなんでだ?』という疑問が出てきた。
大腸カメラで狭窄を2箇所確認してから初の採血日。CRP(炎症反応)の結果は、何と7.30だ。正常値が0.30以下なのだからかなり高い。『大腸の狭窄でこんなに高くなるのか?』『2日前、寒気があったのは大腸の狭窄からなのか?』
2日前に病院からもらってきたニフレックを朝から飲む。大腸カメラの検査の日だ。もう何度も大腸検査はやっているので慣れてはいるものの、朝からニフレックを飲むことだけは何度やっても慣れないものだ。1杯飲んでキレイになってくれれば楽なものだが…。
再びヒュミラをすることになった。左右の腕に2本、お腹の左右に2本を打つことにした。もう何度か在宅でヒュミラを経験していたボクは、お腹の左右を自分で打つことにし、さすがに腕は打てないので看護師さんにお願いすることにした。
前回やったGキャップで、体調が良くなってきたように感じていた。実際Gキャップが終わった日の夜から、トイレの回数が減ってきている。ボクはGキャップの効果が出てきたと確信に変わってきていた。
整体をするつもりで整骨院に行ったのだが、鍼治療を勧めてきたので(鍼のほうが自信あったのか?)5回の無料モニターを鍼で行うことになった。『鍼で体調良くなるのか…?』半信半疑に思いながらも鍼で体調が良くなるならこんな嬉しいことはない。