ヒロ田のクローン病とストーマの世界 | ページ 20 | 泣いて暮らすも一生、笑って暮らすも一生

第43話 痔ろう手術終了で再び消化器内科へ

「じゃあヒロ田くん、もう少し背中を丸めてもらっていいかい?」医師が下半身麻酔をするためボクに言ってきた。いよいよ痔ろうの手術だ。下半身麻酔をしての痔ろう手術は3回目だろうか…。「ジジ、ジジジ、ジ…」電気メスで切開していく。

第42話 肛門科へ転院して痔ろう手術

消化器内科に入院する前、痔ろうも悪化していて肛門科を受診していた。その時は、まだ膿の溜まりが少なく、切開できる状態ではなかった。しかし消化器内科に入院してから少しずつ膿が溜まり、大腸の手術をする前に痔ろうの手術もしておいたほうが良いのではないか?ということになった。

第41話 初めての小腸バリウム検査

憂鬱な朝を迎えた。今日は初めての小腸バリウム検査だ。鼻からチューブを入れて、そのチューブからバリウムを入れて小腸を見る。鼻からチューブを入れるのは、エレンタールをやるので慣れているが、それよりもチューブが太いようだ。

第40話 横行結腸の左右に長さ10cmの狭窄

手術をする前に大腸カメラでの検査が必要だ。今回は狭窄の場所や長さを特定するためにレントゲン室で透視をしながらの検査だ。レントゲン室で大腸カメラをしたことがなかったボクは、どんな検査になるのだろうかと気になっていた。

第39話 外科手術を決断!そして入院へ

ボクは病院に電話をし、主治医に現在の体調と、手術することを決めたと告げる。こうして外科手術を前提とした入院が決まった。入院が決まったと同時くらいで体調はさらに悪化。2日後には入院が決まっていたのにどんどん衰弱していった。

第38話 狭窄で外科手術を勧められる

「正直ここまでの狭窄になっちゃうと手術しかないんだよね」。主治医からの提案は外科手術だった。ボクは手術しなくても良い方法はないのかすかさず聞くのだが、凄い狭窄になっているから塞がってしまうほうが怖いとのことだった。

第37話 右下腹部痛は狭窄が原因だった

絶食してエレンタールのみの摂取にもかかわらず、右下腹部痛が起きるようになっていたボクは、大腸カメラで検査することにした。いつも眠る注射をして検査をするので苦ではない。しかし今回の検査はいつもと違っていた。

第36話 睾丸付近の切開は痛かった

「もうすぐ終わるからねー」医師が局所麻酔を打ちながらボクにそう声掛けしてくれる。痛みを和らげようと言ってくれてるのだとは思うが、麻酔をされてる側からすると「もうすぐ」のもうすぐが長く感じるのだ。「パンチ持ってきてー」医師が看護師さんにそう伝えている。

第35話 睾丸付近の局所麻酔は痛い

体調が悪くなり、再び肛門周囲に膿が溜まった。今回は睾丸付近に膿が溜まっている。肛門周囲に膿が溜まるより痛みの頻度は少ない。しかし歩くと痛くて我慢ができなくなってきた。ボクは切開してもらいに病院へと向かう。

採血結果と初回のステラーラ

大腸を全摘してから約2年2ヶ月。2年の間に大腸カメラを2回やったが2回とも同じ場所に潰瘍ができている。1ヶ月前の胃カメラ検査でもクローン病の前兆ではないか?と思われるところが胃や十二指腸に数箇所できている。ボクはステラーラ治療を受けることにした…。

[広告]
ヒロ田レクタングル(大)