ヒロ田のクローン病とストーマの世界 | ページ 19 | 泣いて暮らすも一生、笑って暮らすも一生

第53話 手術後なのに絶食で再びエレンタール

朝の回診時、食事の話が出ていたので、ボクは『今日から食事が出るのではないのか?』そう期待していた。ところがその期待とは裏腹に、食事をせずエレンタールで栄養を摂っていく。という判断だった。『なぜ手術したのに…』ボクはショックを受けた。

第52話 手術後三日目に食事の話が出てきた

相変わらず歩くときは愛敬礼スタイルだ。点滴スタンドを押しながら前に進む。それでも手術後一日目にはベッドから起きることもできなかったことを考えると進歩している。そんな中、手術後三日目に食事の話が出てきた。『おっ、いよいよ食事開始か…?』ボクは期待した。

第51話 尿道カテーテルを抜き自力でトイレへ

尿道のカテーテルは今日抜くか?明日抜くか?と聞かれたボクは、少しでも自分の身体から管を無くしたかったので、今日抜くことを選択した。しかし言った後で少し後悔した。なぜなら『痛いのではないか?』という気持ちが強くなってきたからだ。

第50話 手術後二日目初めてトイレまで歩く

手術後二日目。今日こそ歩かなければいけない日だ。ボクは朝からベッドから出て立ち上がっているイメージトレーニングをした。『明日は絶対に立ち上がります!』そう看護師さんにも宣言したのだから、今日もダメだったというわけにはいかない。

第49話 手術翌日にベッドから起きる練習

「手術翌日から、皆さん起きて歩いてますよ!」ボクは手術前にこの言葉を聞いていた。『そんなに回復が早いのかー』と感心していた。そして手術翌日を迎える。朝から腹部のレントゲンを撮る。『少し動かされただけでも痛いぞ。大丈夫か?』

第48話 大腸バイパス手術が終了した

大腸バイパス手術を執刀してくれる外科医とも挨拶をし、いよいよ麻酔だ。『麻酔されるとフラフラ~っときて一瞬気持ち良くなってから寝ていく感じなのかなー』『それとも数字を数えている間に寝てしまうというあのパターンか…』そんなことを一瞬にして考える。

第47話 手術当日~麻酔がかかる前まで

2009年12月21日。いつもと変わらない朝を迎えた。今日は大腸バイパス手術の日だ。不安も緊張もない。なぜなら手術後のイメージができていたからだ。順調にいけば一週間後には退院できる。年末年始はゆっくり休むことができ、しかも楽しみながら食事ができるぞ!そんなことをイメージしていた。

第46話 術前検査と手術前日の医師説明

手術をする前に術前検査というものがある。ボクは手術2日前に身長、体重、肺活量や耳たぶに針を刺してどれくらいで血が止まるかを計測する。痛いこと辛いことは何もない。淡々とこなすだけ。手術前日には麻酔科医と外科医からの最終打合せがあった。

第45話 再び大腸カメラそして手術の方針決定

手術の方針を決定するための大腸カメラがスタートした。短期間で2回も大腸カメラだ。ただ今回は外科手術の方向性を決めるためのもので、手術に一歩近づく検査だ。ボクは年内に退院したい気持ちが強かったので、術式が気になっていた。開腹手術か腹腔鏡か…。

第44話 外科手術する病院へ転院

転院する朝を迎えた。転院先へは11時くらいまでに行くことになっている。入院していた消化器内科は完全個室だ。しかし転院先は個室の空きがないとのことだった。空くのを待っている時間は無い。ボクは個室の空きが出たら移動するという条件で6人部屋へ…。

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